キーツとの会話
既に手紙を渡している前提
キーツ:
どうした?
手紙を取戻しにでも?
エレン:
そ、そんな…
わたしは別に…
エレン:
どうしてあなたはこの村に…?
お母さんから呼ばれて…?
キーツ:
助けを求める女性の電話が、
編集部に入った。
キーツ:
異界伝承のあるレムリック村は
俺が強い興味を持っていた土地、
キーツ:
しかし、『シーの崖』に
向かった時には、依頼の女性は
死んでいたってわけだ。
エレン:
その人がわたしのお母さんなの・
お願い…調べて。
何が起きたのかを…
キーツ:
さて、俺は忙しい。
『覚醒夢』の研究を
しているんでね。
キーツ:
人間の意識の謎に
迫っているとでもいうか。
キーツ:
ククク…事件調査も興味深いが、
異界の覚醒夢も興味深い。
エレン:
異界で…エルヴェという
少年に会ったの。
キーツ:
くだらない話だ。
それなら俺は変な生き物に
会ったさ…
キーツ:
夢であったことを
いちいち論じるのかい?
エレン:
手紙は役に立った?
もう少し預けておいてもいいの。
エレン:
その代わり何か分かったら
教えてほしいの。
キーツ:
ああ、いいよ。
キーツ:
収穫があったような顔を
しているな。
キーツ:
この村は明らかにおかしい。
俺は真相に踏み込むつもりだ。
キーツ:
次のターゲットは…
ライアンという灯台守だ。
エレン:
えっ…!?
Written by Mysta
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第1章
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