戦争界での戦い
エレン:
…これが異界なの!?
スケアクロウ:
紛れもなく異界の一つさ。
戦争界とでも呼ぼうか。
エレン:
戦いの国…?
どうして…!?
スケアクロウ:
ケケケ、
君たちが戦争ばかり
しているからさ。
スケアクロウ:
妖精界は
古代人の想像で生まれた…
つまり、戦争界は…
エレン:
近代人が作り出した
死のイメージなのね…
スケアクロウ:
ケケケ…御名答。
エレン:
ライアンさんは
このどこかに…?
スケアクロウ:
きっと、彼は戦争と
縁が深かったんだね。
ボーグル:
君が入口を示してくれたお陰で
我々も進軍できた。
ボーグル:
戦争界のフォークロアを
倒さねばならない。
ボーグル:
妖精界のIDは
我らが取得するのは
たやすかった。
ボーグル:
ここからが至難…
戦争界のフォークロアは
強大と噂され、
ボーグル:
同時に反抗者たちの
動きも気になる。
ボーグル:
だが…ここを突破すれば
大いなる光明を見出せよう。
ボーグル:
エレン…戦いが続くが
我らに力を与えてほしい。
エレン:
はい…!
スケアクロウ:
ケケケ…エレン…
スケアクロウ:
妖精たちはキミと共に戦うつもりさ。
戦争界のフォークロアは
恐ろしいからね
エレン:
妖精たちはどうして
フォークロアを…?
スケアクロウ:
彼らは『燈台の封印』を解きたいんだ。
妖精たちの願いなのさ。
スケアクロウ:
だから、オイラは妖精王さまに言われて
キミに服のことを教えたんだよ。
エレン:
『燈台の封印』…?
解くと何が起こるの?
スケアクロウ:
ケケケ…実はオイラも
知らないんだよ。
スケアクロウ:
キミも気にしなくていいよ。
スケアクロウ:
とにかく、
フォークロアを集めれば
君の記憶のすべてが分かるからね。
◆中ボス戦:リヴァネ配下
エレン:
あれは…!
この異界のフォークス
ではないわ……
エレン:
誰かがわたしの行く手を
さえぎろうとしている…
戦わないと…!!
ボーグル:
おお、無事に
ここまで参ったか。
エレン:
はい…
ボーグル:
妖精たちも集まり
汝のために援護している。
エレン:
…ありがとうございます。
ボーグル:
緩慢な滅びに
苦しみはないかもしれぬ。
ボーグル:
だが、我らは
痛みがあっても
切り拓く道を選んだ。
エレン:
…戦いの先には
何が起こるのでしょうか?
エレン:
わたし達が
『燈台の封印』を解いたら
何が起きるのですか…?
ボーグル:
我々の使命は…
太古に失われた、
ある機能を取り戻すこと、
ボーグル:
今はそれだけしか言えぬ。
ボーグル:
戦争界のフォークロアは
おそらく、砦の扉の向こう。
ボーグル:
さあ、ゆくぞエレン!
妖精:
さようなら…
もう…最後になるだろうね。
妖精たちは敗れるだろうから。
妖精:
いいかい、もう来てはならない。
これで帰るんだ。
妖精:
でなければ、大変なことになる。
君はまだ分かっていない。
Written by Mysta
冒頭へ戻る
第2章
トップページへ