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海底神殿にて




エレン:
…エルヴェ!
無事だったのね。

エレン:
良かった、忘却の沼に
行かなかったのね…

・エレンはこの分岐に来てることで
・エルヴェを一度見捨ててるので冷ため

エルヴェ:
ある人に止められてね。

エレン:
キーツ…?

エルヴェ:
違うよ…

エレン:
……。

・ここは分岐の一方で分かるので抑え目

エルヴェ:
君は何しに来たの…?

エレン:
やっぱり、知りたくて…
過去に起きた出来事…

エレン:
17年前の万霊節の夜…

・途中で激して遮るように。
エルヴェ:
エレン…!!

エルヴェ:
あの時、僕は止めたよね?
過去を知るなって!!
異界には来るなって!!

エレン:
…どうして、そんなふうに…?

・間がある
・エレンの悲しそうな顔に反応して

エルヴェ:
……止めたのは、
シュゼットのためじゃない。

エルヴェ:
君のためなんだ!!


・エレン驚く
エレン:
わたしのために…?

・黙ってうなずく。
エルヴェ:
……。

・穏やかになるエレン。少し間の後

エレン:
そっか…
わたしのために
止めてくれたんだね。

エレン:
ありがとう。
でも、なぜ…?

エルヴェ:
良くないことが起こるから。


……。

エレン:
何となく分かりかけてきてる。

母親のフリして
自分を誘き寄せた女性…

昔の療養所だった頃
亡くなった人々…

不安な気持ちになるよ。
自分は誰だろうと思う…

でも、この村に…
わたしのルーツはある。
戻る場所はないの。

・エレンの懇願にエルヴェ混乱

エルヴェ:
では、僕は…僕は…
どうすればいい…!?

エレン:
教えて…!
教会で…起きた出来事を…!!

・教会という言葉を機に
・急に冷静になって。強い意志を見せる

エルヴェ:
……。
絶対にダメだ。

エルヴェ:
何も言わないのが
君のためだと強く信じてる。

エレン:
……。

・エルヴェ去ろうとする。
・せめて夫人の依頼をこなそうとするエレン

エレン:
待って…!
レスター夫人が困ってるの。

エレン:
彼女は医師が…
あなたを殺したと思っている。
誤解しているの!

エルヴェ:
……。

エルヴェ:
教会の机にテープが入ってる。
それを見つければ…分かる。

エルヴェ:
僕の気持ちは
その時と変わらないと、
レスター夫人に伝えて…




(C)Mysta

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