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神殿と沼



リヴァネ:
この奥が海底神殿だ。
かつて海底王の玉座があり、
栄華を極みだった場所。

リヴァネ:
だが、それも今は
この有様…

キーツ:
その海底の王とやらは?

リヴァネ:
忘却に侵され、
フォークロアに
取り込まれたという。

キーツ:
倒すのは俺か。
厄介そうだな。

キーツ:
忘却…といえば、
沼に行こうとしていた
少年がいたよ。

キーツ:
もっと話を聞きたかったんだが…

リヴァネ:
忘却の沼だと…?!

キーツ:
なんだそれは?

リヴァネ:
入った者は…
存在そのものが消える
という沼だ。

リヴァネ:
その少年はなぜ自分を
消したいと…?

キーツ:
さあ、
思い詰めてたようだがね。
今から連れ戻せばいい。

リヴァネ:
いや…忘却の沼は
神殿とは逆方向だ。

キーツ:
それは悩みどころだな。

リヴァネ:
…!?
いかん…追手が来たようだ。


(C)Mysta

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